室
shì[shi4]第 4 声
部屋、室、執務室
EN: surname Shi · room · work unit
HSK 2音読み/訓読み: シツ
深掘り解説
日本語 · 部屋、室、執務室
音読み/訓読み: シツ
キャッシュ済み
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1. 意味
部屋や室内空間を表す名詞、また特定の組織や施設。
執務を行う場所や役所などの単位(ワークユニット)墓や霊廟刀の鞘(さや)中国の二十八宿の一つ(室宿)姓氏の一つ(室)
用例
- 请进我的办公室。Qǐng jìn wǒ de bàngōngshì.私のオフィスへお入りください。
- 教室里有很多学生。Jiàoshì lǐ yǒu hěnduō xuéshēng.教室の中にたくさんの学生がいます。
2. 発音
/[ʂʐ̩⁵¹]/声調: 51
室
shìshi4
++
`(51)
=shì音節の組み立てと発音の架け橋
ステップ合成shi
声調記号の表記位置: 声調記号は主母音の優先順(a > e > o;-iu/-ui では後ろの母音)に基づき「i」の上に付きます。
声母 (頭子音)
sh
分類: そり舌摩擦音
日本語での発音近似: そり舌音の「シ」
無気音そり舌音
気息チェック: 舌を巻き上げたまま、隙間から息を擦り出します。
舌と唇の位置: 舌先を後ろにそらせ、硬口蓋の前方に近づけて隙間を作り、摩擦音を出します。
韻母 (母音・末尾音)
i (-i*)
母音グループ: -a 母音グループ
日本語での発音近似: 特殊母音「-i」(そり舌の音に続く母音)
注意: 表記は「i (-i*)」ですが、円唇の「i」[y] として発音します。
口形ガイド: 声母 [zh-](ジャ)と韻母 [-i](ウ/イ)を滑らかに繋げます。
注意点・間違いやすい点: zh- の後の「i」は「イ」と発音せず、舌の位置を保ったまま「ウ」に近い母音を響かせます。
省略表記ルール: 声母のそり舌摩擦音の響きをそのまま保つ特殊な母音です。
声調
T4 (51)5 → 1 (51)
第4声 (下降調 51)
声調とアクセント規則: 第4声: 日本語の「ドレミ」の「ド」のように高く発声し、そこから「ファ」の音程まで急激に声を落とすイメージです。
👂
聞き取りの注意点: 日本語の「シ」の音に近いため、第4声の鋭い下降調を忘れがちになり、平坦に発音してしまう聞き間違いに注意が必要です。
👋
声調ハンドジェスチャー: 第4声は、高いところから一気に地面へ突き刺すように手を上から下へ素早く振り下ろすジェスチャーを伴います。
3. 文字
字形構造: 上下一体(上部が「宀」、下部が「至」) · 画数: 9 画
筆順・字形のバランス: 上部の「宀」をやや横長に広く覆い被せるように書き、下部の「至」をその中央の直下にバランスよく収めます。
4. 構成
部首 宀 · うかんむり (屋根、建物、住居を表す形符)
意符 (形旁): 宀 (家屋や建物の内部であることを示す)
音符 (声旁): 至 (原音: zhi (シ・チ系の音の響きを手がかりとする声符的役割))
屋根を表す「宀(うかんむり)」の下に、そこに「至(いたる)」ことで、人が中に入って留まる「部屋」や「室」の意味が成り立ちます。
- 宀 屋根・建物
- 至 行き着く・到る
声旁字族 (形声字家族)
14· 声符の語根: 至 (zhì) 5. 歴史
六書分類: 形声字
字源・起源: 甲骨文や金文では、家屋を表す「宀」の下に矢などが到る様子や「至」を組み合わせ、人が行き着いて休む住居の一室を表現しました。
意味の変遷: 元々は住居内の「部屋」を指していましたが、転じて事務を行う場所(執務室)、墓、さらには刀の鞘や天文学の星の領域(室宿)へと意味が広がりました。
- 古代中国の建築において、部屋の奥まった部分や寝所を指すこともありました。
6. 漢字文化圏
🇻🇳
漢越音 (ベトナム漢字音)
thất
中国語の第4声(shì)は、ベトナム語の第3声(thanh sắc)または鋭い下り調に対応することが多く、音のキレが似ています。
🇯🇵
漢字 (Kanji)
音読み: シツ / 訓読み: むろ
🇰🇷
韓国漢字音 (Hanja)
실
発音の対応規則: 中国語の「shì」は、日本の漢音「シツ」や呉音「シチ」に対応し、入声終わりの名残が日本の「ツ」や促音に変化しています。
7. 記憶法
記憶ストーリー
「ウ冠(屋根の下)」に「至る」と書いて、屋根の下に行き着いた場所、すなわち自分の「部屋(室)」に入った情景を思い浮かべます。
声旁字族 (形声字家族)
至
至る、最も、ถึง (到)Phonetic Core (声旁)
致
細かい、精巧な、緻密な+ 攵 (のぶん・ぼくづくり (攴・攵))
窒
塞ぐ、詰まる+ 穴 (あな・あなかんむり (穴))
侄
variant of 姪|侄[zhi2]+ 亻 (人・代名詞・人間の行為)
混同しやすい漢字 (形近字)
屋
「屋」は尸に至を書き、建物や家屋全般を指すのに対し、「室」は家の中の個別の「部屋」を指します。
8. 定着テスト
想起テスト
老师现在不在办公室,他在____里开会。
ヒント:
shì学習者が陥りやすいミス
pinyinの「shì」を発音する際、第4声の下がり調子を忘れて平坦に発音したり、そり舌音の「sh」を普通の「s」や「し」と混同してしまうこと。
復習プロンプト
認識 (読み): 漢字「室」を見かけた際、その音読み(中国語音・日本語音)と「部屋」という主要な意味をすぐに想起できますか?
想起 (書き): 「オフィス(事務室)」や「教室」を中国語で表現する際、正しく「室」の文字と第4声の「shì」を書くことができますか?
生きた動画コンテキスト
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