嫌う、うんざりする、飽き飽きする
満足する、満ち足りる(古語)
動詞文語的・フォーマル拘束形態素 (単独不可)#感情#心理状態
用例
厌恶
yànwù
嫌悪する、憎む
厌烦
yànfán
うんざりする、嫌気がさす
厌
yànyan4
|++`(51)
=yàn 声調記号の表記位置: 声調記号は主母音の優先順(a > e > o;-iu/-ui では後ろの母音)に基づき「a」の上に付きます。
分類: 渡り音 (y)
日本語での発音近似: 半母音の「y(イ)」
気息チェック: 『i』や『ü』の音に導く半母音です。
舌と唇の位置: 舌の真ん中を硬口蓋に近づけ、摩擦を伴わずに母音へ移行します。
母音グループ: -a 母音グループ
日本語での発音近似: 「アン」に近い響きですが、前端に「e」のニュアンスを含みます。
口形ガイド: 単独母音として「アン」に近い音で発音します。
注意点・間違いやすい点: 有気音(p, t, k, c, ch, q)は息を強く吐き出して発音してください。
声調とアクセント規則: 第4声は日本語の「やった!」と驚いたときの最初の鋭い「や」の響きや、強い命令の「行け!」のように、高いところから一気に突き落とすようなトーンです。
変調 (サンディ): 第4声の連続では、前の音の第4声がやや短く発音されますが、基本的には変化しません。
👂聞き取りの注意点: 第1声の「yān」や第2声の「yán」と聞き間違えないように注意してください。こちらは第4声なので、常に上から下に落ちる下降の響きがあります。
👋声調ハンドジェスチャー: 空中に高く手を掲げた状態から、地面に向かって垂直に勢いよく刀を振り下ろすジェスチャーをします。
字形構造: 上部と下部に分かれた構造(上が厂、下が猒) · 画数: 13 画
筆順・字形のバランス: 上の「厂」の屋根部分を広めに覆い被せ、その下の「猒」を左右対称かつコンパクトに収めることで全体が安定します。
簡体字の成り立ち: 伝統的字体「厭」のなかの複雑な部分を簡略化し、現在の「厌」の形になりました。
部首 厂 · がんだれ (崖、建物の一角を表す)
意符 (形旁): 猒 (発音および意味の基盤(満ち足りて飽きる意味を表す))
音符 (声旁): 猒 (原音: yan)
崖(厂)の下で、飲食物や欲求が十分に満たされて(猒)しまい、心がいっぱいになって「うんざりして嫌になる」様子を表しています。
- 厂 がんだれ(建物や崖のイメージ)
- 猒 あきる、満ち足りる
六書分類: 形声字
字源・起源: もともとは、飲食を十分に食べて胃が満たされ、もうこれ以上欲しくないという「飽きる・満足する」状態を意味していましたが、転じて物事に嫌気がさす意味になりました。
意味の変遷: 古くは「飽きる」「満足する」という意味が中心でしたが、時代とともに「飽きすぎて嫌う」「うんざりする」という否定的な意味合いが主流になりました。
- 古典中国語では「飽食して満足する」という意味でよく使われましたが、現代中国語では「厭悪(嫌う)」の意味で広く用いられます。
🇻🇳漢越音 (ベトナム漢字音)
yếm
中国語の第4声は、ベトナム語の懸声(thanh sắc)または重声(thanh nặng)のような力強く落ち込む音韻に対応することが多いです。
🇯🇵漢字 (Kanji)
音読み: エン / 訓読み: い厭.う, あ.きる
発音の対応規則: 中国語の「yàn」と日本語の音読み「エン」の間で、母音の鼻音尾(-n)の響きが共通しています。
記憶ストーリー
崖(厂)の下で、ごちそうをこれでもかと食べさせられ、もうお腹いっぱい、これ以上は「うんざり、嫌だ!(厌)」と拒絶している姿をイメージします。
恹yānused in 懨懨|恹恹[yan1 yan1]+ 忄 (心・感情・思考・気持ち)
餍yànto eat to the full+ 食 (食事・食べ物・空腹)
魇yǎnto have a nightmare+ 鬼 (おに・きにょう (鬼))
混同しやすい漢字 (形近字)
压(yā)
「压」の下部は「土」であり、圧力を意味します。「厌」の下部は「猒」であり、うんざりする意味です。
8. 定着テスト
听到这个消息,大家十分[___]烦。
ヒント: yàn
学習者が陥りやすいミス「厂(がんだれ)」の部分を「广(まだれ)」と混同して書き間違えるミスが非常に多いので注意してください。
復習プロンプト
認識 (読み): 「厌」という文字を見たとき、どのような感情や意味を思い浮かべますか?
想起 (書き): 「嫌う・うんざりする」という意味を持つ、がんだれを使った13画の漢字は何ですか?
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