狽 (狼の一種、狼狽の狽、うろたえる、困窮する)
EN: a legendary wolf · distressed · wretched
日本語 · 狽 (狼の一種、狼狽の狽、うろたえる、困窮する)
伝説上の野獣(前足が非常に短く、狼の背中に乗って行動すると言い伝えられた動物)、そこから転じて「うろたえる」「困り果てる」様子。
- 狼狈lángbèi狼狽する、慌てふためく、てんやわんやのさま
- 狼狈不堪lángbèi bù kānみじめでどうしようもない、見る影もない
字形構造: 左右構造 · 画数: 10 画
筆順・字形のバランス: 左側の「犬(けもの偏)」をやや細めに書き、右側の「貝」に十分なスペースを譲ることで、全体のバランスが安定します。
簡体字の成り立ち: 繁体字の「狽」では右側の上部が「皀」ですが、簡体字では「貝」に簡略化され、よりすっきりと書きやすくなっています。
部首 犭 · けもの偏 (獣や動物に関する事柄)
意符 (形旁): 犭 (伝説上の獣や狼の仲間であることを表す意味のパーツ)
音符 (声旁): 贝 (原音: bèi 音を表す声旁)
けもの偏(犭)と「貝(bèi)」の音が組み合わさり、狼の仲間の伝説の獣「狽(bèi)」を表しています。
- 犭 動物・獣
- 贝 音符(bèi)
声旁字族 (形声字家族)
8· 声符の語根: 貝字源・起源: 古代の中国の伝説に登場する、前足が非常に短い動物「狽」に由来します。一人では歩くことができず、常に足の長い「狼」とペアで行動したことから、二人が揃わないとうまく動けない様子、転じて「うろたえ困る」意味を表すようになりました。
意味の変遷: 元々は伝説上の獣の名前でしたが、そこから派生して「狼狽」という言葉に代表されるように、慌てふためいて困窮する心理状態や状況を表すようになりました。
- 「狼狽」という言葉は、まさに「狼」と「狽」のコンビネーションから生まれた熟語です。
けもの偏(動物)の体が、「貝」のようにお金に目が眩んでパニックになり、どうしていいかわからず慌てふためいている(狼狽している)姿をイメージします。
bèi「狼狈」という熟語としてセットで覚えることが多く、単体で書く機会が少ないため、筆順や右側の「貝」の構造を忘れてしまうことがあります。
実際のYouTube動画で、ネイティブスピーカーがこの単語を発音・解説する様子を視聴できます。
結果はリアルタイムのYouTube検索です — アクセントやレベルは未検証です。