遍
biàn[bian4]第 4 声
すべて、あまねく、回(動作の回数を数える助数詞)
EN: everywhere · all over · classifier for actions: one time
HSK 2音読み/訓読み: ヘン
複数の読み (多音字):
深掘り解説
日本語 · すべて、あまねく、回(動作の回数を数える助数詞)
音読み/訓読み: ヘン
キャッシュ済み
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1. 意味
すべて・あまねく(空間や範囲全体に行き渡るさま)
回、度(動作の最初から最後までの全体的な回数を数える助数詞)
用例
- 请再说一遍。Qǐng zài shuō yí biàn.もう一度言ってください。
- 这个问题我已经问过好遍了。Zhège wèntí wǒ yǐjīng wèn guò hǎo biàn le.この質問はもう何度も尋ねました。
2. 発音
/[pi̯än⁵¹]/声調: 51
遍
biànbian4
++
`(51)
=biàn音節の組み立てと発音の架け橋
ステップ合成bian
声調記号の表記位置: 声調記号は主母音の優先順(a > e > o;-iu/-ui では後ろの母音)に基づき「a」の上に付きます。
声母 (頭子音)
b
分類: 両唇音・無気音
日本語での発音近似: 日本語の「バ行」の子音に近い音
無気音
気息チェック: 息を破裂させません(ティッシュが揺れません)。
舌と唇の位置: 両唇を軽く閉じてから、急に開きながら声を出す
韻母 (母音・末尾音)
ian
母音グループ: -a 母音グループ
日本語での発音近似: 日本語の「イアン」に近い響き
口形ガイド: 単独母音として「イェン」に近い音で発音します。
注意点・間違いやすい点: 有気音(p, t, k, c, ch, q)は息を強く吐き出して発音してください。
声調
T4 (51)5 → 1 (51)
第4声 (下降調 51)
声調とアクセント規則: 第4声: 日本語の「ドレミ」の「ド」のように高く打ち出してから一気に「ド」の低さへ急降下させる(怒った時の「ダメ!」のような調子)。
変調 (サンディ): 第4声の単語が連続する場合、前の音は全降調の最高点から一気に下がる勢いを保ちます。
👂
聞き取りの注意点: 第3声のbiǎn(扁など)や第1声のbiān(边など)と聞き間違えやすいので、終わりの音が急降下しているかに注目してください。
👋
声調ハンドジェスチャー: 空中で上から斜め下へ鋭く手刀を切るジェスチャー(全降調)。
3. 文字
字形構造: 左右構造 · 画数: 12 画
筆順・字形のバランス: 左側の「辶」の偏(しんにょう)と、右側の「扁」の本体のバランスを整え、全体の重心が右に流れすぎないように配置します。
簡体字の成り立ち: 伝統字と同じ形です。
4. 構成
部首 辶 · しんにょう・しんにゅう (道のり、進むこと)
意符 (形旁): 辶 (あちこちに移動する、行き渡るという意味を表す)
音符 (声旁): 扁 (原音: biàn)
足元を表す「辶(しんにょう)」と、「平らかに広がる」という意味の「扁」が組み合わさり、足であちこちを歩いて「すべてに行き渡る・あまねく行き届く」様子を表しています。
- 辶 進む、行き渡る
- 扁 平らに広がる、音符(biàn)
声旁字族 (形声字家族)
18· 声符の語根: 扁 (piān) 5. 歴史
六書分類: 形声文字 (形声)
字源・起源: 「扁」が音を示し、「辶」が意味を示す形声文字です。元々は足で歩いて隅々まで行くことを意味していました。
意味の変遷: 空間的な「隅々まで行き渡る」という意味から、動作が最初から最後まで完了する回数を数える助数詞としても使われるようになりました。
- 古くから「遍く(あまねく)」という表現で使われ、空間的な広がりを示していました。
6. 漢字文化圏
🇻🇳
漢越音 (ベトナム漢字音)
biến
中国語の第4声は、ベトナム語の問答調の sắc (鋭い上向き) や nặng (重い下向き) のうち、下向きのアクセントに近い響きを持ちます。
🇯🇵
漢字 (Kanji)
音読み: ヘン / 訓読み: あまね.く
🇰🇷
韓国漢字音 (Hanja)
변
発音の対応規則: 中国語の p- は日本語のハ行(あるいはバ行音)に対応し、韻尾の -n は日本語の「ン」に綺麗に対応します。
7. 記憶法
記憶ストーリー
「扁(ぺちゃんこ)」になった足で、目的地に向かって「辶(しんにょう)」を使い、一歩残らず「すべて(遍)」の場所を巡り歩いた。
声旁字族 (形声字家族)
扁
姓氏(偏)、平べったい、小さいPhonetic Core (声旁)
编
編む、編集する、組織する+ 纟 (糸・布・色・つながり)
骗
欺く、だます、ペテンにかける+ 马 (うま・うまへん (馬・马))
偏
偏る、かたよる、斜め、偏見+ 亻 (人・代名詞・人間の行為)
混同しやすい漢字 (形近字)
篇
「篇」は竹かんむりがあり文章や本を意味し、「遍」はしんにょうがあり回数や広がりを表します。
8. 定着テスト
想起テスト
这首歌我听过好[___]了。
ヒント:
biàn学習者が陥りやすいミス
回数を数えるときに「次(cì)」と混同しやすいですが、「遍」は動作の「最初から最後までの一通り全体」を数えるニュアンスがあります。
復習プロンプト
認識 (読み): 「遍」という字を見たとき、空間全体に行き渡る意味と、動作の何を数える助数詞か即座に答えられますか?
想起 (書き): 「もう一度言ってください」の「もう一度(一回)」を中国語で書く際、どの文字を使いますか?
生きた動画コンテキスト
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