鬨
hòng[hong4]第 4 声
どよめき、騒動、やじ立てる
EN: tumult · uproar · commotion
HSK 7音読み/訓読み: コウ
深掘り解説
日本語 · どよめき、騒動、やじ立てる
音読み/訓読み: コウ
キャッシュ済み
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1. 意味
大勢でどやどやと騒ぐこと、大騒ぎ、騒動
からかう、ひやかす大声でやじを飛ばす
用例
- 大家哄笑起来。dàjiā hòngxiào qǐlai.みな一斉にドッと笑い出した。
- 别跟着起哄。bié gēnzhe qǐhòng.一緒になってはやし立てるな。
2. 発音
/[xʊŋ⁵¹]/声調: 51
鬨
hònghong4
++
`(51)
=hòng音節の組み立てと発音の架け橋
ステップ合成hong
声調記号の表記位置: 声調記号は主母音の優先順(a > e > o;-iu/-ui では後ろの母音)に基づき「o」の上に付きます。
声母 (頭子音)
h
分類: 軟口蓋摩擦音
日本語での発音近似: ハ行の子音(無声声門摩擦音)
無気音
気息チェック: 寒い日に息を『ハァー』と吐いて手を温めるような摩擦音です。
舌と唇の位置: 舌の奥を軟口蓋に近づけず、喉の奥の声門で摩擦音を作ります。
韻母 (母音・末尾音)
ong
母音グループ: -o 母音グループ
日本語での発音近似: ウオ+ン(後舌母音から鼻音へ抜ける音)
口形ガイド: 声母 [h-](ハ行)と韻母 [-ong](オン)を滑らかに繋げます。
注意点・間違いやすい点: 有気音(p, t, k, c, ch, q)は息を強く吐き出して発音してください。
声調
T4 (51)5 → 1 (51)
第4声 (下降調 51)
声調とアクセント規則: 第4声は日本語の「ドレミ」の「ド」のように最も高いところから「ソ」のように一気に急降下させるアクセントです。
👂
聞き取りの注意点: 第4声の下降が不十分だと第1声や第2声に聞き間違えられるため、語尾をハッキリと急降下させることが重要です。
👋
声調ハンドジェスチャー: 空中で上から斜め右下へ向かって手刀を鋭く振り下ろすジェスチャーをします。
3. 文字
字形構造: 左右構造 · 画数: 10 画
筆順・字形のバランス: 左側の「口」を小さめ・高めに配置し、右側の「共」に十分なスペースを譲り、全体の重心が右に偏りすぎないように調整します。
簡体字の成り立ち: 伝統的字体「鬨」は門構えの中に争う文字を含む複雑な形でしたが、現代の簡体字では口偏に「共」を組み合わせた形に合理化されました。
4. 構成
部首 口 · 口偏(くちへん) (口、声、発言に関連する意味を表す)
意符 (形旁): 口 (大勢の声や叫び声、やじを飛ばす行為を示す)
音符 (声旁): 共 (原音: gōng / hòng の音を示す)
「口(声)」と「共(ともにする・一緒に)」が組み合わさり、大勢の人々が一斉に声を合わせて騒ぎ立てる様子を表しています。
- 口 声や言葉
- 共 みんなで一緒に
声旁字族 (形声字家族)
14· 声符の語根: 共 (gòng) 5. 歴史
六書分類: 形声文字 (形声)
字源・起源: もともとは大声で鬨(とき)の声をあげる戦場の様子などを表す「鬨」として使われていましたが、のちに大勢で騒ぐ一般的な意味へと広がりました。
意味の変遷: 古代の戦いにおける「ときの声(鬨)」から、現代では一般の「どよめき」「やじ」「からかい」へと意味が日常化しました。
- 日本語の「鬨(とき)の声」の漢字としても知られていますが、中国語ではさらに広い騒動の意味を持ちます。
6. 漢字文化圏
🇻🇳
漢越音 (ベトナム漢字音)
hống
中国語の第4声はベトナム語の和声(thanh nặng)や弁別的な下がり調子に対応することがあります。
🇯🇵
漢字 (Kanji)
音読み: コウ / 訓読み: とき
🇰🇷
韓国漢字音 (Hanja)
홍
発音の対応規則: 中国語の hòng 音は、日本語の音読み「コウ」へと対応し、意味の「鬨(とき)」の訓読みとも緩やかに結びついています。
7. 記憶法
記憶ストーリー
「口」を揃えて「共」に「ホン(鬨)」と大声でやじを飛ばし、周囲を大騒動に巻き込むシーンをイメージします。
声旁字族 (形声字家族)
共
共に、一緒にする、共通のPhonetic Core (声旁)
哄
どよめき、騒動、やじ立てる+ 口 (口・飲食・声・語気助詞)
恭
respectful+ ⺗ (heart)
拱
両手を胸の前で組んで敬意を表す(拱手する)、曲げる、アーチ状にする、囲む+ 扌 (手・手を使った動作)
混同しやすい漢字 (形近字)
共
口偏があるかないかの違い。口偏があれば声を出して騒ぐ「哄」になります。
8. 定着テスト
想起テスト
听到這個消息,大家忍不住[___]大笑起來。
ヒント:
hòng学習者が陥りやすいミス
声調が第4声であるにもかかわらず、平坦に発音して第1声や第2声になってしまうこと。語尾を強く鋭く下げることを忘れないように注意が必要です。
復習プロンプト
認識 (読み): 「哄」の漢字を見たとき、どのような大勢の状況を表すか説明できますか?
想起 (書き): 「大勢でどやどやと騒ぐ・やじ立てる」という意味の漢字(第4声)を思い出して書けますか?
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